世界では、日本では認められていない同性婚などが法律で合法化されている国もあり、海外移住したいと思うゲイの人も多いですね。
「ゲイに優しい国に海外移住したい…でも、どこの国がいいの?」
あなたはそんな悩みを抱えていませんか?
- ゲイの海外移住におすすめな国5つとその理由
- ゲイが海外移住する際の注意点
- ゲイが海外移住する際にチェックすべきポイント
今回は、ゲイの人たちに向けて、海外移住を考える際におすすめの国について紹介したいと思います。
また、その理由や特徴についても詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
目次
ゲイの海外移住におすすめな国5つとその理由
それでは早速、ゲイが海外移住するのにおすすめな国とその理由について解説していきます。
ゲイの人で、海外移住を考えている人はぜひ参考にしてください!
カナダ
カナダはLGBTQ+の権利が保護されており、2005年に同性婚が合法化されました。
カナダは人種も様々なこともあり多様な文化が共存しており、ゲイの生活を受け入れる社会環境が十分に整っています。
ゲイのコミュニティが盛んで、イベントやパレードなどが開催される機会も多いですよ。
オランダ
オランダは、2001年に世界で初めて同性婚を合法化した国です。
ゲイの権利が非常に高い水準で保護されており、ダイバーシティが重視されている社会の筆頭ですね。
オランダはあちこちにゲイフレンドリーなバーやクラブが多く、ゲイとしての生活を十分に楽しむことができます。
スペイン
スペインは2005年に同性婚が合法化されており、LGBTQ+の権利を尊重する国となりました。
バルセロナやマドリードなどの都市では、ゲイのためのイベントやナイトライフが充実しているとのこと!
情熱的な国民性を持つスペインの人々は、自由な考え方を持ち、ゲイを受け入れる姿勢がありますよ。
ドイツ
ドイツも同性婚が合法化された国の一つで、LGBTQ+の権利が保護されています。
ベルリンはゲイのパラダイスとして知られており、多くのゲイバーやクラブがあります。
ドイツはトレンディなカルチャーやアートシーンも充実しており、ゲイのライフスタイルに合った環境が整っています。
ニュージーランド
ニュージーランドはLGBTQ+の権利を守る法律があり、2013年に同性婚も合法化されました。
自然環境に恵まれた美しい国であり、アウトドア活動がとても盛んなのが特徴です。
ゲイのコミュニティも活発で、大自然の元、フレンドリーな人々と共に楽しい生活を送ることができますよ。
ゲイが海外移住する際の注意点
ゲイの人たちが海外移住を検討する際には、下記のようなデメリットも含めて検討をしなくてはいけません。
- 人権や法的保護が整っていない
- 文化や宗教的が保守的
- ゲイの権利や施策が不十分
- 偏見や差別がある
- 家族や友人からの理解やサポートが得られない
ここでは、ゲイが海外移住する際の注意点について解説していきます。
人権や法的保護が整っていない
海外移住を考える際には、ゲイの人権や法的保護がどのくらい確立されているかを注意深く調べておきましょう。
一部の国では、同性愛に対して差別的な法律や規制が存在する場合もあります。
これらの国では、自分の性自認を隠す必要があるかもしれませんし、ゲイであることを公にすることへの不安を感じるかもしれません。
ゲイの人権や法的保護について周到に調査し、自分自身の安全を確保することが重要です。
文化や宗教的な保守的
一部の国では、文化や宗教的な要因により、ゲイの存在が社会的に受け入れられていない場合があります。
また、同性愛に対するタブー視や否定的な思い込みが激しい人たちが多い可能性も否定できません。
これらの状況では、ゲイであることを隠すことが求められるかもしれません。
つまり、文化や宗教的な保守性が高い国に移住する場合は、一度現地を訪れ、ゲイに対してどのような反応があるのかを確かめておく必要があるでしょう。
ゲイの権利や施策が不十分
ゲイの権利や施策に関しては、国によって大きな差があります。
国によっては、ゲイの結婚やパートナーシップ制度、差別禁止法などが進んで導入されており、ゲイの生活をサポートする環境が整っています。
しかし、一方で、ゲイに対する施策が不十分である国もまだまだ存在しますね。
ゲイの権利や施策が重要な要素となる場合、移住先を選ぶ際に慎重な判断が求められます。
偏見や差別がある
海外での生活において、ゲイであることを公にすることによる偏見や差別に直面するリスクがあることも考えておきましょう。
ゲイの存在に対して否定的な意見が広まっており、日常生活や職場でのいじめや差別にあってしまうこともあります。
これにより、自身のメンタルや心理的な健康に悪影響を及ぼしてしまうことも…。
ゲイの社会的な偏見や差別に対するリスクを理解し、十分なサポート体制を確保できるかチェックしておきましょう。
家族や友人からの理解やサポートが得られない
海外移住により、自分の出自や性自認を家族や友人へゲイであることをカミングアウトする必要が出てくる可能性もあります。
カミングアウトしたからといっても、家族や友人からの理解やサポートを得られない場合も十分考えられますよね。
特に、文化や宗教的な背景が異なる場合、ゲイの存在や関係性を受け入れられないでしょう。
そのような場合には、移住先の国での社会的なつながりやサポートグループなどを利用して、あなたのゲイとしての個性を受け入れてくれる人たちとつながることが重要です。
ゲイが海外移住する際にチェックすべきポイント
それでは最後に、ゲイが海外移住する際にチェックすべきポイントについて解説していきます。
- 法的な保護のレベルを確認する
- 文化や社会の受け入れ態勢をチェックする
- 安全面を重視する
- 医療やサポートの提供状況を確認する
- 生活費やビザの要件を考慮する
上記のチェックすべきポイントについて、1つずつ解説していきますね。
法的な保護のレベルを確認する
ゲイの権利や法的な保護は国によって異なります。
移住を考えている国で、ゲイの権利やLGBTQ+コミュニティの状況を調べることは非常に重要です。
同性婚や差別禁止法の有無、性的指向に関する法的な制約などを確認しましょう。
文化や社会の受け入れ態勢をチェックする
ゲイの受け入れ態勢は国や地域によって大きく異なります。
移住先の文化や社会の受け入れ態勢を調べ、ゲイに対する受け入れ態度がある程度あることを確認しましょう。
LGBTQ+コミュニティの存在やイベントの頻度、差別や偏見の度合いなどを考えて、あなたが住みやすいかを判断するといいでしょう。
安全面を重視する
移住先の安全性は重要な要素です。
ゲイであることが法的に違法である国や、差別や暴力が頻繁に起こる国は絶対に避けるべきです。
犯罪率や人権の状況、差別や暴力事件の報告数などを調査し、自身の安全を確保できる環境かどうかを判断しましょう。
医療やサポートの提供状況を確認する
ゲイの健康や福祉を考える上で、移住先の医療やサポートの提供状況を確認することも重要です。
HIVや性感染症の予防や治療、カウンセリングサービスなどが適切に提供されているかどうかを調査しましょう。
また、ゲイのコミュニティやサポートグループの存在も心強いですね。
生活費やビザの要件を考慮する
移住する国の生活費やビザの要件も念入りに調査しましょう。
現地の物価や税金、住宅事情などを把握し、自身の経済的な状況とのマッチングを考えることが重要です。
また、ゲイのパートナーとの関係を法的に認められるかどうかも確認しておきましょう。
日本と海外のゲイの違いについては、下記の記事を参考にしてくださいね。
まとめ
今回は、ゲイが海外移住するのにおすすめな国5つとその理由についてを解説してきました。
まだ日本では合法化されていない同性婚が認められている国は、世界にいくつも存在します。
どうしても日本で窮屈な思いをしてしまうゲイの方は、ぜひ海外移住も視野に入れてみるといいでしょう。
海外で自分らしく生きるために、積極的に移住を考えてみる価値は十分にありますよ!