「友達にゲイだとカミングアウトしたいけど、受け入れてくれるか不安…。」
「ゲイだとカミングアウトして、友人関係が壊れないか怖い…。」
あなたは、友達にゲイだとカミングアウトすることに対して不安を抱えていませんか?
大切な友人だからこそ、カミングアウトすることで今の関係を壊したくない。
その気持ち、とても良くわかります。
カミングアウトするときに絶対避けるべきこと
今回は、上記2つのポイントを抑えながら、友達にゲイだとカミングアウトするコツと注意点について解説していきます。
友達にカミングアウトする際に、ぜひ参考にしてください。
目次
友達にカミングアウトする前の準備
最初に、友達にゲイだとカミングアウトするための事前準備を行いましょう。
事前準備は、下記の項目です。
- ゲイであることを受け入れる
- 友達に何を伝えたいのかをはっきりさせる
- カミングアウトする方法を考える
それぞれについて詳しく解説していきますね。
ゲイであることを受け入れる
まず、あなたがゲイであることをあなた自身はどう思っているのかを見つめ直す必要があります。
あなた自身がゲイであることを受け入れているのか?それとも、まだ受け入れられていないのか?
中途半端な気持ちで友達にカミングアウトしても、友達は何をして良いのか分からず不安になってしまいます。
自分がゲイであることは決して悪いことではないので、まずあなた自身がゲイであることを受け入れましょう。
友達に何を伝えたいのかをはっきりさせる
次に、友達に何をカミングアウトしたいのかをはっきりさせましょう。
自分がゲイであることを受け入れて欲しいのか?ただ伝えるだけで満足なのか?恋愛関係に発展させたいのか?
実際にカミングアウトするときには、きっとものすごい緊張していることでしょう。
何があっても後悔がないように、友達に何を伝えたいのかを事前に考えておきましょう。
カミングアウトする方法を考える
友達にゲイだと理解してもらうために、カミングアウトする方法を考えましょう。
例えば、自分自身の経験について話すのはどうでしょうか。
自分がどのようにゲイであることを知ったのか、どのように自分自身を受け入れることができたのかを話すことで、友達は自分自身を受け入れることができるかもしれません。
また、直接が難しい場合には、手紙やメールなどでカミングアウトすることも出来ますね。
友達にゲイだとカミングアウトするコツ
それでは、友達にゲイだとカミングアウトするコツを紹介していきます。
カミングアウトを成功させたい人は、しっかりチェックしてくださいね。
話しやすい場所を選ぶ
1つ目のカミングアウトするコツは、話しやすい場所を選ぶことです。
カミングアウトをする場所は、あなたが気負わずに話しやすい場所を選ぶのがポイントです。
ただでさえゲイであることをカミングアウトするのは、ものすごい緊張が伴うもの。
あなたが落ち着いて話せる場所で、友達と待ち合わせるとよいでしょう。
もし可能であれば、あなたと友達の二人がリラックスできる場所を選んでみましょう。
特別な場所でなくても、お互いが話しやすい環境であれば十分です。
話したいことを簡潔にまとめる
カミングアウトするときには、話したいことを簡潔にまとめましょう。
自分の気持ちをまとめ、伝えたいことだけを言葉にすることで、とても話しやすくなりますよ。
また、具体的な言葉にすることで、相手にも伝わりやすくなります。
ゲイであることをカミングアウトするときには、どうしても感情が溢れてしまって何を言いたいのか分からなくなってしまいがちです。
相手がどのように反応するか不安になるかもしれませんが、あなたが納得できる言葉で伝えることが大切です。
友達の反応に影響されない
カミングアウトをした後に、友達から何らかの反応があるかと思います。
その友達の反応に影響されないようにしましょう。
友達が驚きや不安を感じている場合、まずはあなたが気持ちを落ち着けることが大切です。
また、友達が話を理解できないこともあるでしょう。
その場合には、あなたは冷静に説明することが大切です。友達が理解できるように、相手の立場に立って、話すことが大切ですよ。
友達にカミングアウトするときの注意点
それでは次に、ゲイだと友達にカミングアウトするときの注意点について解説していきます。
カミングアウトを成功させるためにも、しっかり確認していきましょう。
自己中心的にならない
ゲイであることを伝えるのは、とても勇気のいることです。
しかし、勇気を持って友達に伝えることで、友達との関係がより深くなる可能性があります。
とはいえ、友達の気持ちも考えないで、一方的にカミングアウトするのは危険です。
ゲイであることを伝える際には、友達の立場に立って考え、友達の気持ちに寄り添うことが最重要です。
そして友達が理解しやすいように、あなたの気持ちを言葉にして伝えましょう。
友達が抱く疑問や不安に対しても、丁寧に答えることが大切です。
友達との関係を深めるためにも、自分のことだけにとらわれず相手の意見にも耳を傾けることを忘れないでくださいね。
気持ちを押し付けない
友達が、あなたがゲイであることをどうしても受け入れられない場合、「なぜ分かってくれないんだ!」と、友達に気持ちを押し付けるような態度を取るのはやめましょう。
いきなり友達がゲイだと告白してきたら、多くの人が戸惑うと思います(当たり前な社会になって欲しいですが…)。
また、友達があなたの気持ちを受け入れるまで、時間が必要なこともあります。
それなのに、あなたの気持ちを押し付けすぎてしまうと、受け入れられるはずの心の扉が閉じてしまいます。
友達の心に寄り添いながら、少しずつ理解をしてもらい、信頼関係を築いていくのがよいでしょう。
コミュニケーションを大切にする
友達にカミングアウトすることは、とても難しいことであり、勇気が必要です。
もし無事にカミングアウトが出来た後は、あなたと友達とのコミュニケーションを大切にしていきましょう。
友達があなたがゲイであることをどう思っているかについて、よく話し合うといいですね。
友達が理解してくれたら、いろいろ相談できるかけがえのない友達になりますね。
逆に、友達がまだあなたがゲイであることを受け入れられなかった場合には、理解してもらうためのコミュニケーションが必要になります。
人との信頼関係において、コニュニケーションはとても大切です。
あなたと友達との関係がより深い絆で結ばれるよう、しっかりコミュニケーションを取っていきましょう。
まとめ
以上、ゲイであることを友達にカミングアウトする際のコツと注意点について解説しました。
一番のコツは、友達の気持ちを大切にするということです。
相手のペースに合わせて、ゆっくりと話を進めるようにしましょう。
あなたのカミングアウトがうまくいくことを祈っています!