ゲイ男性による友情結婚はアリ？養子縁組や離婚など様々な問題について

これら以外にも結婚することで得られる権利はとても多いんです。

逆を言えば、今日本では同性パートナー同士ではこれらの権利を得ることは出来ないということですね。

ゲイの結婚のデメリット

一方、ゲイ同士が結婚することによるデメリットはどんなものがあるのでしょうか？

同性婚への社会的な差別や偏見がある

同性婚には、社会的な偏見や差別が生じてしまうという問題があります。

ゲイのカップルにとっては、異性愛者のカップルに比べて、法的な保護や社会的な認知が得られにくい状況にあるため、乗り越えなければならない課題が山積みです。

しかし、世界的にはゲイの結婚が認められるようになっている国も増えており、今後はより多くの人々がゲイの結婚に理解を示すようになるかもしれませんね。

ゲイの結婚で子供を持つこと

次に、ゲイの結婚で子供を持つことについて解説していきます。

日本では同性カップルの共同養育は認められていない

現在の日本では、同性カップルの共同養育は認められていないため、あくまでも法的な意味でゲイカップルが子供を持つことは制限されています。

例えば、ゲイカップルは特別養子縁組で養子を迎えることが出来ません。

なぜなら特別養子縁組が使えるのは、法律婚をした夫婦に限られており、日本では同性婚が認められていないからですね。

ただ、最近では里親制度をLGBTのカップルに適用しようといった動きが見られています。

編集長

実際に2017年に大阪で女性同士のカップルで里親として認められたケースがあるんですよ。

男性同士のカップルでも信頼を得ることができれば、里親として子供を持てる可能性があるということですね。

代理出産について

海外では、代理出産や養子縁組などによって子供を持てる可能性があります。

一方、日本では同性カップルの共同養育ができないため、子供を持つことに制限があることを考慮しなければならない現状があります。

ただし、こうした問題に対する日本社会の認識は変化しています。

同性婚を認める動きが広がり、今後、同性カップルの共同養育を認める法整備が進むことが期待されています。

また、最近では、LGBTQ+コミュニティに配慮した施設なども増えています。

これらの変化は、徐々にですがLGBTへの理解が進んでいる証拠とも言えますね。

子供を持つことは、大きな責任を伴います。

さらに、子育てには、時間やお金、エネルギーなどの多大な投資が必要です。

そのため、子供を持つことは、簡単な決断ではできません。

しかし、子供を育てることは多くの人にとって、人生で最も価値のある体験の一つと言えますね。

LGBTの人達が子供を育てることで、自分自身の成長や、人生の意義を見つけることができるかもしれません。

同性婚の解消（離婚）について

日本では同性婚が認められていないので、同性パートナーの離婚についての知見はありません。

しかし同性婚が認められた海外では、徐々に同性婚の解消についての情報が発信され始めています。

ゲイのカップルの離婚は、異性愛者のカップルと比べて、友人や家族との関係が複雑になりやすいようです。

それは、異性愛者のカップルよりも結婚時に周りの人達がゲイカップルのことを信頼しているからだと思われます。

家族や友人たちの意識では、同性カップルのほうが、一生添い遂げるだろうという想いが強いのではないでしょうか。

結婚時には大きな信頼をおいていたカップルが離婚すれば、信頼関係が崩れてしまいます。

そのため、同性婚のカップルが離婚をすると、家族や友人との信頼関係が崩れやすくなるようです。

まとめ

ゲイの結婚について、日本では法律上認められていませんが、海外では同性婚が認められている国も増えています。

同性婚には、異性愛者に比べてさまざまな障壁がありますが、そのメリットにも注目ですね。

たとえば、同性婚によって信頼関係が深まり、法的な権利が得られるのはなによりのメリットですよね。

そのためには、LGBTに対する理解を深め、差別をなくすことが必要です。

多様性を受け入れる社会を目指して、私たち一人ひとりができることを考えていきましょう。