「あれ?彼女がいるのになんで彼のことが気になるんだろう…?」
あなたはそんなことを思ったことありませんか?
彼女がいるけど、男性が気になると感じる場合、もしかしてバイセクシャルではないか?と考えてしまうかもしれませんね。
- バイセクシャルについて
- バイセクシャルのメリットとデメリット
- バイセクシャル初心者が気をつけるべきこと
今回の記事では、上記3つのポイントを中心に、バイセクシャルかもと思った時に読んで欲しいことについて紹介していきます。
バイセクシャルについて
もしかして僕はバイセクシャルなのでは?と思ったあなたにぜひ知っておいて欲しい、バイセクシャルについてを紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
バイセクシャルとは?
バイセクシャルとは、異性と同性の両方に対して感情的な魅力や性的な興味を抱く人を指します。
つまり、男性と女性の両方に対して恋愛や性的な関心を持つ性的指向のことです。
バイセクシャルの定義は広い
一般的に、バイセクシャルとは男性と女性の両方に性的興味や感情を抱く人のことを指します。
しかし、バイセクシャルの定義は個人によって異なる場合も。
例えば、一部の人は男女だけでなく、他の性的マイノリティ(ゲイやレズビアン)にも興味を持つこともあります。
このように、バイセクシャルの定義は多様であるため、自分などんな人を好きになるのかなどの感情や興味に真剣に向き合うことが重要ですよ。
好みのバランスが人により異なる
バイセクシャルの人が、半分ずつ男性と女性を好きになるというのは一般的な誤解です。
実際には、個人によって異なる好みや傾向があるんですよ。
もちろん、男性や女性に対する好みが半々な人もいますが、多くのバイセクシャルは特定の性別に対してより強い興味を持つことがあります。
バイセクシャルの人々の性的指向は、個人の経験や感情によって大きく異なるため、一概に半々とは言えません。
差別や偏見を受ける
バイセクシャルの人々は、他の性的マイノリティーの人たちと同様に、差別や偏見に直面することがあります。
一部の人は、バイセクシャルの人が下記のような人だと思いこんでいることも。
- どちらかに決められない
- 欲張り
- 節操がない
また、一般的な社会の中でバイセクシャルが認識されづらいこともあり、孤立や不安を感じることもあるかもしれません。
バイセクシャルのコミュニティがある
バイセクシャルの人々がお互いに助け合い、支え合う場を提供するコミュニティやサポートグループがあります。
これらの場所では、バイセクシャルの人々が安心して自分自身を表現し、相互に情報や経験を共有することができますよ。
また、バイセクシャルの人々のニーズや関心に応えるために、さまざまなイベントや活動も行われています。
バイセクシャルが、つながりを持つための場として十分に活用できますよ。
バイセクシャルのセクシャリティは変わることもある
バイセクシャルの人の特徴として、セクシャリティが時間とともに変化する場合があります。
これは、セクシャリティが固定されたものではなく、個人の成長や経験によって変化する可能性があるということですね。
バイセクシャルの人が、変化に対してオープンな心を持つことは大切です。
いろいろな人と出会い影響される中で、変化していくのがバイセクシャルのセクシャリティーと言えるでしょう。
他にもバイセクシャルやゲイについての定義を知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
バイセクシャルのメリット
では、バイセクシャルでいることのメリットとはどんなことがあるのでしょうか?
比較的偏見や差別が少ない
バイセクシャルの人は、ゲイやレズビアン、トランスジェンダーの人と比較すると、偏見や差別が少ない傾向にあります。
なぜなら、性的マジョリティーである異性愛が可能なため、多くの人が理解しやすいからです。
そのため、強烈な偏見や差別を受けることは少ないと言えるでしょう。
多くの人からの影響を受けられる
バイセクシャルは、異性との関係と同性との関係の両方を経験することができるため、さまざまな人々と深いつながりを築ける可能性があります。
異なる性別のパートナーと経験を共有し、互いの視点や経験を学ぶことで、より豊かな人間関係を築くことができるでしょう。
広い視野が持てる
3つ目のメリットとして、他の人たちのセクシャリティに対しても広い視野で見られるという点があります。
自分が異性と同性の両方の魅力を感じられるため、他の異なるセクシャリティーに対しても理解しやすいのです。
そのため、多くの人と関わることが出来、人としての成長が見込めるでしょう。
バイセクシャルのデメリット
では逆に、バイセクシャルのデメリットというのはあるのでしょうか?
1つずつ解説していきますね。
パートナーとの理解の相互が生じやすい
男性のバイセクシャルと女性がお付き合いをしている時、男性が他の男性に魅力を感じてしまうことがあるでしょう。
その時に、すでにお付き合いしている女性は、その気持ちが理解できないことも考えられます。
つまり、バイセクシャルであることをパートナーに伝えること自体が難しい場合も。
異性愛者でも同性愛者でもないことによる、理解の相互が発生してしまう可能性があります。
性的指向が変わる可能性がある
バイセクシャルである場合、自分の性的指向が変化することがあります。
ゲイやレズビアンといった同性愛者は、性的指向が変化する確率は低いのですが、バイセクシャルはとても不安定なため、その日の気分でも変化してしまうものです。
そのため、自分でも自分が分からなくなり、不安などのストレスを感じることもあるでしょう。
孤独を感じやすい
バイセクシャルであることは、ゲイやレズビアンなどのコミュニティに比べて認知度が低い傾向にあります。
そのため、自分と同じバイセクシャルの人々と繋がりや交流を持つ機会が限られるため、孤独を感じやすいですね。
バイセクシャル初心者が気をつけるべきこと
バイセクシャルになったとき、初心者の方はさまざまな感情や状況に直面するかもしれません。
ここでは、バイセクシャルの注意点や初心者が気をつけるべきことについてお伝えします。
バイセクシャルの自分を受け入れる
バイセクシャルとしての自分を受け入れることは、何より重要な第一歩です。
男性と女性の両方に興味を持つことは、何ら恥ずべきことではありません。
バイセクシャルである自分を受け入れることで、自己肯定感を高めることができますよ!
コミュニティへの参加
もしバイセクシャルであることを受け入れられない場合は、理解し合えるコミュニティやサポートグループへの参加を検討してみましょう。
同じような経験を持つ人々とつながり、助けやアドバイスを得ることができますよ。
バイセクシャルのみのコミュニティとなるとまだまだ少ないですが、LGBTQ+一括のコミュニティに参加するといいですね。
交流イベントやオンラインフォーラムなどで、自分を表現する場を見つけられるでしょう。
パートナーとのコミュニケーション
もし、パートナーがいる場合は、積極的なコミュニケーションを心がけましょう。
バイセクシャルであることをパートナーに伝えることで、お互いの理解と信頼を深められますよ。
また、パートナーとの関係が変化する場合もあるかもしれませんが、お互いに尊重し、対話を重ねることで、より良い関係を築いていくことが大切です。
性別に関する偏見に注意する
バイセクシャルの方は、性別に関する偏見などを受けてしまう可能性があります。
特に必要がなければカミングアウトをしないようにすることが大切です。
また、性別に関する教育や啓発活動に参加してみるのもいいですね。
心の健康に気を配る
バイセクシャルとしていろいろと考え込んでしまうと、時にストレスや不安を感じてしまうことも。
そのため、心の健康に気を配りましょう!
自分に対しては優しく、必要な場合は専門家のサポートを受けることも検討してくださいね。
まとめ
今回は、バイセクシャルかもと思った時に読んで欲しいことについて解説してきました。
バイセクシャルであることは、決して悪いことではありません。
他のセクシャリティーとは異なり、多くの人の魅力を感じられる素敵な感性を持っていると思いますよ。
その感性を大切に、これから多くの素敵な人といろいろな関係を持ってみてくださいね。
もしかして、ゲイかも?と思った人は、こちらの記事も読んでみてください。